こんにちは!ハセガワの鈴木です!
今日は、少しシビアな問題を持論になりますが・・・語らせて頂きます。m(__)m
昨日、弊社ユーザー様のご自宅に匿名で、煙と臭いに関してのお手紙が届きましたとの事で、
私も、販売・設置業者として、その手紙を読ませて頂きました。
内容は・・・
現在の戸建て住宅には『24時間換気システム』が義務化しており
通常ですと、住宅の場合 第1種換気システムもしくは、第3種換気システムを採用されており
昼夜問わず、外の空気を室内に取り込み➡室内循環後➡外へと排出換気をしていて、
風向きで、夜でも『煙』が入ってくるとの事でした。その為就寝時、就寝中でも窓を開けて換気していると・・・
実際は、煙ではなく『ニオイ』だと思われます。
今回のテーマ:におい 『匂い』と『臭い』が有りますが、今回のケースは後者です。
では!なぜニオイと言えるのか?ですが・・・
24時間換気システムでは家の中に外の空気を入れる為、虫や埃が入りにくいように、それと空気を綺麗にするためのエアフィルタが
付いてます。
なので、『煙』は当然入りにくく『ニオイ』が入ることは考えられます。
薪ストーブを使用していない方ですと、煙も臭いも同じ物と考えられますが、そもそも煙は水蒸気ですので
湿度が低いと、すぐに消えて見えなくなります。逆に湿度が高い時期はモアモアといつまでも煙が見えることが有ります。
ですが、ニオイは空気で中和されないとなくなりませんね。
では、次に使用するユーザー様に目を向けます。
薪ストーブは、使用にあたって焚き付け⇒中薪⇒本薪と順を追ってどんどん温度を上げていきます。
その際に『焚き付け時』0℃~100℃前後までは、誰が火を付けても『煙』は出ます。
この時の煙に対して冬季は、南東・南南東、南方面のご近所様は風下になります。なので事前にご理解を頂いた方が良いです。
温度が上がりきってからは(250℃~300℃前後)二次燃焼・三次燃焼などの薪ストーブの機能を使って煙を再度焼ききってから排出
させる事が、周りご近所に対するマナーだと思います。それと使用する薪は、乾燥をしっかりして
先程の説明の『水蒸気』をなるべく出さない事も考えましょう!!
また、煙突内部のお掃除!これも大事です。
うちのは断熱二重煙突だから大丈夫!は、あり得ません。
インナー(煙突内部)に付着しいる、俗に言う煤はメンテナンスで綺麗にしておく事が一番大事です。
まだまだ色々とお話したい事はたくさん御座いますが、また次回この様な内容で書ける時に書きたいと思います。
いずれにしても、薪ストーブをご使用のユーザー様へ・・・周りのご近所様が薪ストーブに全員ご理解を得ることは難しいと思います。
特に、冬場の季節に風下にあたる住民の方への配慮はマナーとして心がけていきましょう!
また、薪ストーブが設置している住居が近くにあるご近所様へ・・・
カーボンニュートラルと言う言葉もありますが、樹木が育つ時に光合成をしてます。人間の吐いた二酸化炭素と光と水で樹木が大きく
なって、それを伐採し薪として利用しているのが薪ストーブです。
大きな意味で、環境問題に取り組んでいる暖房器具です。少しでも構いません・・・薪ストーブにご理解を得て
薪ストーブユーザー様と共に環境問題について考えて頂けたら、私達薪ストーブ販売に関わる者としても
ありがたいです。
*私のブログを見て頂ける方は、薪ストーブユーザー様が大半です。ご近所へのご理解にご苦労されている方は、
一度、ご相談ください。微力ながら努力いたします。
長々と書いてしまいました。最後まで読んで頂き、ありごとうございました。 ハセガワ/鈴木
尚、2月11日(火曜日)は定休日とさせて頂きます。重ねてお願い致します。