こんにちは!ハセガワの鈴木です(#^^#)
本日の題名で『フィッシング詐欺』では無いです(;’∀’)
薪ストーブユーザー様にとっては深刻な問題なのです。
それは・・・実は多くの方がご存じの
『ナラ枯れ』です”(-“”-)”
平成22年がピークでして、令和元年まで減少傾向にありましたが
令和2年に約19万㎥急増。令和3年は15万㎥と前年度の約80%に減少したものの
被害発生は42都府県であり、そのうち前年度からの被害量が増加したのは16都府県。
勿論、福島県も含まれております。
東北地方でみると、青森県・秋田県・岩手県そして福島県が5千㎥以上の被害となっております。
~原因~
この、ナラ枯れの発生メカニズムから確認しましょう。
*カシノナガキクイムシがナラやシイ・カシの幹にせん入する際、ナラ菌が樹体内に持ち込まれ
蔓延することにより、樹体内の細胞が壊死し通水障害を起こして枯死させてしまう。
*樹体内で成長・羽化した新成虫が体にナラ菌を付着させ、別の健全なナラの個体に移動、
せん入することで、周囲に被害が拡大してしまう。というのが原因です
各県や自治体の行動として
予防・駆除が進められております。
予防手段としては、健全木へのカシノナガキクイムシの侵入を防ぐための粘着剤の塗布
又は、ビニールシートの被覆。殺菌剤の樹幹注入などで対策。
その他、駆除も行っております。
薪ストーブ燃料として『ナラ』『クヌギ』等は最高のブランドですからね!
その最高ブランドが目の前で枯れていくのを見るのは辛いので、直接的に手を施すのは無理でも
知識を養いその被害を感じたなら森林を管理する地域協議会などにご連絡をお願い致します。
本日は真面目にお話をさせて頂きました!(*^。^*)